代表挨拶

社長からのメッセージ

「では君が当社の社長になり、
時計修理業界全体を変えていく気はないか?」

時計好きのサラリーマンが、ある日、創業55年の老舗企業の社長を
任されました。私はまったく新しい視点から、世界に誇れる
「Repair in Japan」を創っていきます。

株式会社藤森商会 代表取締役社長 斉田 誠司

代表取締役斉田誠司

斉田 誠司 Seiji Saida
1970年広島県広島市生まれ。1995年日本大学経済学部卒。
輸入時計マニアが高じて、大学卒業後に(株)大沢商会に就職。 新規ブランドの直営店店長、事業責任者、
広島営業所長等を歴任。
退社後、(株)ドン・キホーテ・(株)ネットプライスで新規事業を多く手掛け2010年2月に(株)藤森商会入社。
2010年9月1日より現職。
ソムリエ資格・実戦空手師範代資格も持つ、ワイン/ブランド鑑定士。

「それならば、君自身の手で次世代の時計修理サービスを創り、時計修理業界全体を変えてみなさい。」

当時、ネット通販会社の新規開拓担当として,現在の時計修理業界全体のサービスの遅さ・古さに対する不満をぶつけた私に、森社長(現・会長)から掛けられた言葉とチャンスの大きさに、まず、ビックリしてしまいました。それが私の正直な感想です。

私は筋金入りの時計マニアです。マニアが高じ、当時、ブライトリングの正規総代理店だった(株)大沢商会に時計が好きだという熱意だけで採用されました。そして、「良い商品は、アフターサービスも万全なこと」という≪ブランドビジネスの基本≫を叩きこまれ、商品クレームや修理から出会う商品に対するお客様の声や、【修理というサービスの意義と大切さ】を8年間学びました。

より多くの時計の修理の現場に立ち会いたくて、(株)ドン・キホーテに転職、修理支援課という部署を創設、初代責任者になりました。

その後、「ネット通販業界の修理対応はどうしているのか?」に興味を持ち、ご縁があって(株)ネットプライスに転職しました。24時間営業する店舗、携帯電話からもアクセスできるサイトに修理をお申し込みされるお客様のご依頼にお応えするために一時期は10社以上の時計修理業者をコントロールする立場にいましたが、正直、自分が納得する修理サービスはありませんでした。

なぜ、腕時計の修理は何カ月も掛るのか?こんなにも高額なのか?常識を疑ってはいけないのか?

小売業のサービス統括責任者時代には、多くの時計修理会社が売り込みにやってきましたが、ほとんどが期待外れのものでした。「これが時計修理業界では常識なんです。」「これでも早く、安い方です。」・・・どれも、消費者目線の回答はありませんでした。待っていても納得がいくサービスを得られないなら、と、腕がいいと評判の時計修理企業を10社以上訪問し、個人事業主も訪ねました。

そしてついに、私自身が納得できるサービスと技術力を持つ時計修理企業としてたどり着いたのが、(株)藤森商会でした。年間3万件以上もの大量の時計修理を扱う、55年の伝統とノウハウ。 認証工場としても認められる高い技術力と、ブランドとの太い絆。
「なんとかその力を、ネット通販業界でもお借りできませんか?」と何度も足を運びましたが、結局当時は門戸は開かれませんでした。ただ、その後も交流は持ち続けました。何度も経営陣と会って話をし、いよいよ腹を割って話せる間柄になって時計修理業界全体への疑問・不満をぶつけたとき、返ってきた答えがなんと、入社の誘いでした。

時計マニアの新人社長×時計修理業界の老舗=きっと、世界と勝負できる時計修理サービスができる!

もし、業界でも最老舗・大手とされている修理企業を、時計マニアのサラリーマンが継いだら・・・? 最初は夢と希望だけが膨らみました。
当初、老舗ゆえに社内の業界意識は強く、「時代が求めるサービスへの進化」を求める私と、技術陣、営業陣とで意見は衝突しました。しかし結局は皆、時計が好きで、お客様の満足や笑顔のために真剣なのです。何度も何度も話し合いを重ねて、私と社内の意見は徐々にひとつになりました。

私自身がサービス業経験の中で、一番大事にしてきた気持ちは『お客様や商品と真剣に向き合うこと』であり、それはずっと変わりません。今までの藤森商会は、55年の歴史と伝統を技術力とブランドとの絆で創ってきました。 私はサービス力の向上で次の時代を作ります。

(株)藤森商会の、次目標は「世界を相手に勝負できる時計修理サービスの構築」です。 業界素人社長の挑戦に、ぜひご期待ください。

会長挨拶

私達は、常にお客様の立場から考えることを忘れず、正確な技術診断と
最善の技術力で最高の修理品質を保ち、業界をリードしてきました。
これからも時代のニーズに応えるために、挑戦を続けてまいります。

株式会社 藤森商会 代表取締役会長 森 充明

株式会社藤森商会CI

森 充明 mitsuaki mori
1947年東京都生まれ。1971年日本大学芸術学部卒。
異業種の見聞を広めるためにヤナセ営業所長等を歴任し、1977年藤森商会に入社。1995年12月より現職。

時計修理企業としては最も古い企業

私達の会社、(株)藤森商会は創業が1955年ですから、時計修理企業としては最も古い企業のひとつである、と
言えるのではないでしょうか。しかも、最初から職人集団ではなく、企業集団としての成立をしています。

それまでは、腕時計・置時計自体が高級品であったため、時計の修理を依頼される方には富裕層の方たちも多く、
時計の修理には明確な「修理代」というものが存在せず、時計の修理をする職人により値段がまちまちでした。

それを憂いた弊社創業者の先代社長 森 知巳は「修理の料金表」と「部品の料金表」を明確に分け、それまで
時計修理は修理職人=技術者本位であった常識を覆し、消費者目線でのサービス業として確立をしました。
その点が当時から最高レベルの消費者サービスをご提供されていた百貨店 株式会社 伊勢丹さまとの出会いに
つながり、以来、55年にわたるパートナーとしての信頼関係を築いています。

次世代を預かる者として

二代目となる私も、次世代を預かる者として、時計業界以外にも見聞を広め、後に高度成長期時代と呼ばれる
時代の中心であった自動車販売・輸入自動車企業の責任者などを歴任し、その中で、同じ高級志向品である
時計に活かせる部分を導入し、現在では業界の常識用語となった「オーバーホール」という用語を使うなど、
「時計修理」を、一般の消費者に身近な存在にするために尽力してまいりました。

また、当時はまだ珍しかった高級舶来時計(今の言い方では「高級ブランド時計」となるのでしょうか)メーカーが
日本に進出するにあたり、そのアフターサービス部門の代行者としての役割も担うなど、単なる時計修理業から
進化し、さらにはその時計の販売営業部門も展開したため、一時は100名以上が働く企業にもなりました。

原点回帰

しかし、そこから原点回帰をし、修理部門のみを残して技術力を特化したことにより、多くの有名時計メーカーが
弊社を認証工場として認め、また、日本法人設立を考えるメーカーからの相談も絶えない事は弊社の誇りです。
それはつねに、業界のトップランナーであることを意識しながらも、「伝統」「技術」「挑戦」を柱として、
ベテランも新人も、60代も20代も成長を続ける企業風土が人と技術と意識を育ててきたからに他なりません。

より良いサービスに進化

今も弊社には、何十年も使い続けられてきた修理工具と、最新の工具や電子機器が並んでいます。
修理を待つ時計たちも、他社では「アンティーク」として修理を断られた年代物と、最近製造された新しい機構が
搭載された最新機種が同じように並び、それぞれを得意とする技術者たちの手でメンテナンスが進んでいきます。
それらは全て、人間の手と頭脳と意識が入ることで、より良いサービスに進化していくのです。

私達、藤森商会はこれからも、確かな技術と、挑戦を続ける強い意識で次の伝統を作ってまいります。
もし、弊社にご興味を持たれた方が、私のメッセージに何か共感をしていただければ幸いです。

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